日時： 2014/8/1, 10:30 - 12:00

場所： 野依記念物質科学研究館 2階 講演室

スピーカー: Christophe Copéret 教授
Department of Chemistry and Applied Biosciences, ETH Zürich, Switzerland

講演タイトル: Controlled functionalization of surfaces towards well-defined heterogeneous catalysts and beyond

講演要旨：
均一系触媒は、特に低温での効率的な化学反応（高選択性）に優れ、不均一系触媒は簡便な再生成や分離工程に向くといったように、均一系触媒反応と不均一系触媒反応にはそれぞれ特徴的な強みがあります。 今回、演者らは酸化物表面の化学修飾を制御し、分子レベルでその特性を理解することで、均一系触媒と不均一系触媒の双方の特性を融合した触媒の創成への試みについて概説します。 さらに、物質表面おける分子レベルでの欠陥サイトと金属担体の相互作用の理解、酸化物の多様性、ナノ粒子の成長の制御、表層増強NMRの開発やイメージング技術への応用についてなど、これからのこの分野の将来性についても紹介します。

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