KMI - ITbM Joint website
開催方法: オンライン
(ウェブ事前申込み)
開催日:2021年5月19日(水)
対象:新入生 / 名古屋大学の科学好きの皆さんどなたでも!
参加費:無料
言語:日本語
お問い合わせはこちら:
kmi.itbm@gmail.com
ITbM/KMI共同企画2021 第1回
KMI-ITbM Mix Cafe
1年生の皆さんへ
入学おめでとうございます!皆さんの中にある未知なことや不思議なこと、
知りたい気持ちを膨らませよう。このカフェでは、若手研究者の研究紹介&
学生の先輩たちと自由に語り合う交流会を行います。どうやってやりたい
研究を見つけたの?学部生の時はどう過ごしていた?など、聞いてみよう。
Spark your curiosity !さぁ、解き放て、みんなの好奇心!
プログラム
14:00 - 14:10 挨拶・アイスブレイク
14:10 - 14:40 【講演1】加速器実験でせまる宇宙の謎
吉原 圭亮(KMI特任准教授)
14:40 - 15:10 【講演2】植物を使って、種のアイデンティティー
維持機構を理解し、操作する
武内 秀憲(高等研究院/ITbM YLC特任助教)
15:10 - 16:00 交流会(名大の先輩たちと語ろう!)
ファシリテーター:
・藤原 素子・素粒子論研究室(E研)・D3
・長谷川 拓郎・素粒子物性研究室(Φ研)・M2
・遠山 祥史 有機化学研究室(伊丹研)・M1
講演者
加速器実験でせまる宇宙の謎
吉原 圭亮(KMI特任准教授)
プロフィール:
スイス・ジュネーブのLHC-ATLAS実験においてヒッグス粒子の発見やカップリング測定の研究で博士号を取得。その後、博士研究員として超対称性粒子などの新粒子探索において解析グループを主導した。2019年につくばのSuperKEKB/Belle II実験に転向し、現在はランコーディネータとしてBelle II 検出器や加速器の運転を牽引している。現職はKMI特任准教授。
要旨:
なぜ素粒子実験に加速器を用いるのか、そして我々がどのようなアプローチで宇宙の謎に迫っていくのか、とくに(1)暗黒物質の正体、や(2)消えた反物質、の2つの謎について、海外での研究生活の話も交えながら紹介していきたいと思います。
植物を使って、種のアイデンティティー維持機構を
理解し、操作する
武内 秀憲(高等研究院/ITbM YLC特任助教)
要旨:
多種多様な生物は、それぞれ異なる生殖の仕組みをもつことで種のアイデンティティーを維持している。発表者は、同種特異的な生殖の仕組みに興味をもち、花を咲かせる被子植物を使って研究している。バイオテクノロジーや顕微鏡技術など様々な手法を駆使して分子レベルで仕組みを理解し、究極的には操作できるような技術の開発を目指している。名古屋大学で育ち、駆け出し研究者となった発表者のこれまでを振り返りながら紹介したい。