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アフリカの食糧問題を解決するため、ケニア農畜産業研究機構(KALRO)と学術交流協定を締結し、共同研究を加速!

トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)は、アフリカの穀物生産に深刻な被害を引き起こしている寄生植物「ストライガ」を撲滅し、食糧問題を解決へ導くと期待される分子「スフィノラクトン-7SPL7」の開発に成功しました。現在、この分子の有効性を検証するため、ケニアでの試験研究を進めています。

名古屋大学はこの研究を加速するため、ケニア農畜産業研究機(KALRO)との学術交流協定を締結しました。

締結に先立ち、ケニア農畜産業研究機構(KALRO)の機構長であるDr. Eliud KiregerがITbMを訪問し、伊丹健一郎拠点長と共同研究の進め方や体制について話し合い、今後、協力して研究を進めることを確認しました。

今回の訪問そして学術交流協定の締結により、両者の関係が強化され、学術交流が活発化することで、共同研究の進展が期待されます。

本協定は、生命農学研究科、理学研究科、農学国際教育研究センター、トランスフォーマティブ生命分子研究所、生物機能開発利用研究センターおよびアジア共創教育研究機構から共同申請され、名古屋大学とケニア農畜産業研究機構(KALRO)との間で結ばれました。

 SPL7は、第7回アフリカ開発会議(TICAD)の関連イベントで紹介されます。

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Dr. Eliud Kireger(右から3人目)、伊丹拠点長(右から2人目)、名古屋大学の研究者たち (2019827)

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松尾総長とDr. Eliud Kiregerが学術交流協定のMOUに調印 (2019年827)

2019-08-27

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