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イベント情報

BioJapan 2018

日時: 2018/10/10(水)-12(金)10:00~17:00

場所: パシフィコ横浜

BJRM18_banner_400x120.jpg  ITbMは、10月10(水)- 12日(金)にパシフィコ横浜で行われるバイオビジネスにおけるアジア最大級のパートナリングイベント BioJapan 2018 にブース出展いたします(ブース番号:D-36)。会場では、ITbMの廣田 毅特任准教授ならびに大石 俊輔特任助教がプレゼンテーションを行います。

 皆さまのご来場をお待ちしております。

<出展者プレゼンテーション>

Hirota profilepic(Web site).jpg廣田 毅特任准教授

日時:  2018年10月10日(水)16:05 - 16:35
場所:  ステージB
リンク: https://biojapan2018.jcdbizmatch.jp/jp/Presentation/Info/Exhibitor?param=JtG43QLxAjo
タイトル:概日リズムを調節する低分子化合物
発表概要:
睡眠・覚醒やホルモン分泌、代謝など様々な生理現象に見られる約一日周期のリズムは、体内に存在する概日時計に制御されている。哺乳類において概日リズムは時計遺伝子の転写制御ネットワークによって個々の細胞レベルで生み出される。概日時計の分子機構に迫るため、私たちはヒト培養細胞を用いたスクリーニング系を構築し、概日リズムの調節因子を探索してきた。多様な構造を持つ何十万種類もの低分子化合物から時計の周期を強力に変化させる新規化合物を発見した。さらにアフィニティープローブを開発し、精製と質量分析によって標的タンパク質を同定した。これらの化合物の機能解析から、概日時計の重要な制御機構を明らかにしてきた。本発表では、このようなケミカルバイオロジーの手法を用いた概日時計研究について紹介すると共に、概日リズムの乱れと関連する疾患に対する応用の可能性について議論する。

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大石 俊輔特任助教

日時:  2018年10月12日(金)11:30 - 12:00
場所:  ステージC
リンク: https://biojapan2018.jcdbizmatch.jp/jp/Presentation/Info/Exhibitor?param=XFLzzyt_wqg
タイトル:タンパク質の精密構造改変を可能にする化学合成技術
発表概要:
中分子創薬を加速するためには、これまでの低分子創薬で行われてきた化学全合成と誘導体合成、化合物ライブラリの構築が必要不可欠である。
我々はペプチドライゲーション技術によってこの3つを実現し、名古屋大学ITbMにおいて生物学研究への展開を行ってきた。
ペプチドライゲーション反応を用いて50-200残基のいくつかのタンパク質の化学全合成と位置特異的な非天然構造の導入を行ない活性評価試験に利用した。また、ゲノム情報から設計した環状ペプチドライブラリを構築した。これは分子量800ー4000程度の環状ペプチドからなり、in vivo 表現型スクリーニングに適用可能である。現在までにこの中から複数の活性化合物を見出している。

リンク:

2018-09-26

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