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研究ハイライト

遺伝子組み換えを使わない簡便な花粉管の遺伝子制御法の開発

名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の東山 哲也教授と水多 陽子ERATO研究員は、遺伝子組み換えを使わない簡便な花粉管の遺伝子制御法を開発しました。

概要:

本研究グループは、S化オリゴを培地に添加するだけで、花粉管内の遺伝子の働きを抑えられることを発見し、狙った遺伝子ごとに異なる効果を確認した。遺伝子組み換えを使わない植物の遺伝子制御法として、育種など農業分野への応用が期待されている。

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論文情報:

"Antisense gene inhibition by phosphorothioate antisense oligonucleotide in Arabidopsis pollen tubes" Yoko Mizuta, Tetsuya Higashiyama, The Plant Journal (2014)

DOI:10.1111/tpj.12461

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