第4回 岡崎令治・恒子賞 受賞者

Prof. Cyril Zipfel

 

岡崎令治・恒子賞(Tsuneko & Reiji Okazaki Award)について

 岡崎恒子教授と故岡崎令治教授は、名古屋大学在職中に「岡崎フラグメント」を発見し、分子生物学の振興と優秀な分子生物学者の育成に尽力されてきました。このような岡崎両教授の功績を記念するとともに、その精神を後代につなぐべく、国際賞であるTsuneko & Reiji Okazaki Award(岡崎令治・恒子賞)を創設しました。本賞は、生命科学分野に独自のアプローチや技術により重要な貢献をし、世界的なリーダーとして今後益々活躍が期待される海外若手研究者に対し、毎年1名を対象として授与するものです。

 本賞は、トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)により運営されます。ITbMは2013年4月に名古屋大学に設立された国際的な研究所です。最先端の合成化学と動植物の生命科学が連携して、新しい学際的な研究分野を創出し、生命科学・技術を根底から変える革新的で機能的なバイオ分子を生み出すことを目指しています。選考委員会を兼ねた本賞の委員会は、ITbMと名古屋大学 大学院理学研究科 生命理学専攻の教授を中心に構成されます。

 

Tsuneko & Reiji Okazaki Award 委員会 委員長

篠崎 一雄