名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)

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分子で世界を変える!みんなで作る未来の研究テーマ

Changing the world with molecules! Future research themes for everyone

 

 

ITbMは、研究分野の垣根を超えた協働、融合と社会を変容するチカラを持った分子を発見、活用により、気候変動や食糧問題といった世界的課題を解決することに挑んできた。分野の異なる研究者が同じ課題をゴールに設定し、なぜそのようなことがおきるのか?どうやってそうなるのか?といった点について議論と試行錯誤を繰り返し、思いもよらぬ大きな発見に結びついている(Science, 2019, 2020:寄生植物ストライガを駆除する分子の発見)。本企画では、ITbMの経験と課題解決のワクワク感を研究者と参加者が共有し、2050年を見据えた未来の研究テーマを思考、文化、方法論といった壁を超えた共創に挑戦する。

 

 

ITbMには、異分野の研究者が日常的に議論し研究を進める他に例をみない空間(ミックスラボ・オフィス)がある。この環境が異分野融合を強力に押し進め、予想をはるかに超える成果を得ることに成功した。ただ、ITbMのゴールである社会を変容する分子(トランスフォーマティブ分子)の実装には、研究者と一般の人々が直接まじわり、未来が必要とするものをともに考える必要がある。本企画では、合成化学、植物生物学、AI、腸内細菌といった分野の研究者と一般の人々が互いに関心のある課題をまぜ、未来の研究テーマを共創する。自由な発想と双方向の議論を通じ、未来社会の課題について意識し、考え、視野を広げる機会としたい。

 

 

研究者と来場者が、未来の社会像を一緒に描き、垣根をこえて議論することで、気候変動・エネルギー・食糧・心身の健康・人工知能の活用などの課題を解決する研究テーマを創出する。未来の研究テーマの創生を通じ、参加者全員が未来の社会をデザインする主体であることに気づき、より良い社会をつくるために新たな一歩を踏み出すきっかけとなるような機会としたい。

こえる

まぜる

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