名古屋大学 卓越大学院プログラム

トランスフォーマティブ化学生命融合研究大学院プログラム

Graduate Program of Transformative Chem-Bio Research

企業のみなさまへ

GTRの学生の魅力

GTRプログラムの基本データ

GTRプログラムは、名古屋大学で実施している、化学・生命科学分野の大学院生を対象とした博士教育プログラムです。

定員
30名/年(書類・面接により選抜)
学生数
2023年6月1日現在160名の学生が参加
分野
化学・生命科学
対象研究科・専攻
理学研究科(理学専攻(物質・生命化学領域/生命理学領域))、工学研究科(有機・高分子化学/応用物質化学/生命分子工学)、生命農学研究科、創薬科学研究科

GTR生の特徴

異分野融合の実践と専門分野の深化
専門研究だけではない幅広い知識と経験、人間力

GTRに所属する学生は、学位論文研究として、自身の所属研究室以外の教員をダブルメンターとする「融合研究」に取り組んでいます。従来の、一つの研究室にとどまって研究するスタイルではなく、企業や海外の研究機関なども含む複数の研究室にまたがって研究を実施しています。
研究の一部を別の分野の研究者に任せる役割分担型の「共同研究」ではなく、異分野のフィールドに自身が深く入り込んで研究を実施する点が、GTRの「融合研究」の特徴です。異分野の中に身を置くことによってはじめて得られる様々な知見を自身の分野にフィードバックすることが、専門分野の「深化」につながると考えています。

GTRでは、履修生が異分野に踏み出すための幅広い知識やスキルを習得できるよう、GTRプログラム独自の講義・セミナーを開講しています。GTR生は、通常の各研究科の大学院教育課程に所属しながら、プラスアルファで本プログラムのカリキュラムを履修します。

研究力だけじゃない!GTR生のpotential

GTR院生企画

GTRには、履修生が企画を提案し審査に通ることで、プログラムから支援を受けられる「GTR 院生企画」という制度があります。
所属や学年を超えた" チーム" で一つのものをつくり上げる過程を通じて、研究活動だけでは見えない学生のポテンシャルが見えてきます。

活動報告のページに、これまでに実施された院生企画の実施報告や、企画者の履修生へのインタビュー記事を掲載していますので、ぜひご覧下さい。

数字で見るGTR生

GTR生の所属研究科
2021年1月現在124名の学生が参加
GTR生の優秀さ
JSPS特別研究員採択率(2021)
GTR生の進路希望
約8割の学生が企業の研究職を志望

(2020年6月のアンケートより)

履修生の融合研究活動

GTR Research Award

GTRでは、学生の融合研究の成果や異分野に挑戦する姿勢などを評価し、GTR Research Awardとして顕彰しています。
Research Award受賞者のインタビューを通じて、GTRの融合研究の本質や、融合研究を通じた学生の成長を感じ取っていただくことができます。ぜひご覧下さい。

GTR生の海外派遣・融合研究派遣

GTRでは、国内外の融合研究先や国際学会、海外ワークショップなどへの派遣を支援しています。海外派遣については、短期派遣だけでなく、6ヶ月以上の中長期派遣により、本格的な国際共同研究に従事し、研究力を磨きます。

GTRの学生を知る・つながる機会

開催時期や内容は、年度によって異なります。
過去のイベントの様子は活動報告のページをご覧ください。

1月:成果報告会
・履修生のポスター発表
・教員による研究紹介
・招待講演
など
6月:リトリート合宿
・履修生による異分野融合コンテスト
・履修生による研究発表
・教員による研究紹介
・招待講演
など
eポートフォリオ/企業と博士人材の交流会
サポーター企業限定で、情報公開を希望する学生のプロフィールや自己PR動画 を掲載した下記のページをご覧いただけます。
eポートフォリオ(専門分野や学年等の情報で検索、履歴書の閲覧が可能)
・「企業と博士人材の交流会」GTR生情報ページ(企業に向けた個別のPRページ)