名古屋大学 卓越大学院プログラム

トランスフォーマティブ化学生命融合研究大学院プログラム

Graduate Program of Transformative Chem-Bio Research

企業のみなさまへ

GTRサポーター企業制度

「GTRサポーター企業」とは

本プログラムでは、学術界だけでなく、産業界をリードする博士人材の育成を目指しており、そのためには、産業界の視点を取り入れた教育研究の機会を学生に提供していくことが重要であると考えています。
産業界の皆様と一緒にこの教育プログラムを発展させていくための仕組みとして、「GTRサポーター企業」制度を設けています。

GTRプログラムは、名古屋大学の4つの研究科とITbM、3つの外部研究機関、企業が連携し、研究活動を軸に博士人材を育成する教育プログラムです。化学・生命科学の融合を目指し、分野や所属を超えてこれだけ多くの研究室や研究者が集うプログラムは他に類がありません。
プログラムから生まれる人材や研究のつながりの輪に、企業の皆様にも加わって頂くことで、学生の就職や共同研究などの形で、プログラムの価値をより広く社会に提供していくことができると考えています。

本プログラムの趣旨にご賛同いただき、「GTRサポーター企業」として共にプログラムを盛り上げてくださる企業の皆様のご参加をお待ちしています。

サポーター企業としてご入会いただいた企業の皆様に、以下のような機会を提供しています。

GTRが企業の皆様に提供できる価値:
  1. 優秀な博士人材のリクルーティングの機会を提供します。
  2. 最新の研究シーズへのアクセス・教員とのコネクションの機会を提供します。
  3. 企業研究者の学びの機会を提供します。

1. 人材採用の機会としての活用

GTR生と直接会って学生の資質や個性、人となりを知る
→ リトリート合宿、成果報告会
学生のプロフィール情報にアクセスし、GTRの人材一人ひとりを深く知る
→ eポートフォリオ、「企業と博士人材の交流会」GTR生情報ページ
企業紹介セミナーでGTR生に自社の魅力を直接伝える
→ キャリアパスセミナー

GTRのイベントを通じて学生と交流し、これはと思う学生にぜひ積極的にお声がけ下さい。中長期インターンシップや、共同研究の枠組みで学生を受け入れて頂くことも可能です。
また、履修生の自己PRや研究活動、履修状況、業績などの情報を蓄積した「e ポートフォリオ」、企業向けのGTR生個別PRページをサポーター企業限定で閲覧頂けます。(学生が公開を希望した情報のみ)
GTR生に御社の魅力を直接語って頂くことができる「キャリアパスセミナー」もぜひご活用下さい。

2. 大学の最新の研究情報を得る機会としての活用

GTR参画研究室との共同研究など産学連携の可能性を見つける
→ シーズセミナー、成果報告会、リトリート合宿

GTRに参画する120以上の研究室とつながることができます。
GTRの各イベントを通じて、年間約40件の研究シーズ情報を提供しています。興味を持たれた教員との、個別の研究打ち合わせのアレンジも行っています。

3. 企業研究者の学びの機会としての活用

GTRの講義やイベントを、企業研究者の人材育成に活用
→ リトリート合宿、成果報告会、「GTRシリーズ講義」「GTR次世代講義」

インフォマティクスやイメージング技術など、今学ぶべき実践的内容を扱った「GTR次世代講義」や、異分野の知識の幅を広げるために各研究科の教員がオムニバス形式で実施する「GTRシリーズ講義」の一部を受講できます。
また、GTRのイベントに参加し、異分野の研究や学生の感性に触れ、学生に助言頂く経験が、企業の若手研究者の専門性や研究視野の拡大、研究力向上につながればと考えています。

GTRの主なイベント

開催時期や内容は、年度によって異なります。
過去のイベントの様子は活動報告のページをご覧下さい。

リトリート合宿

GTRに参加する学生・教員・企業など、全関係者の「人のつながり」を構築することを目的に、年に一度開催しています。
グループワークでの異分野融合提案コンテストや研究発表などを直接お聞き頂くことで、学生の資質や人となりを知って頂けます。教員による研究シーズ紹介も行っています。


シーズセミナー

GTRに参画する研究室の教員が研究シーズを紹介します。例年15件程度の研究シーズをお聞き頂けます。
化学・生命科学の幅広くかつ多彩な切り口の研究情報を得られる点、1件の発表がコンパクトで1回のイベントで多くのテーマを聞くことができる点が特徴です。


成果報告会

一年間の研究の進捗を確認するとともに、新しい融合の可能性を見つけるための場として、例年1月に開催しています。
全GTR生によるポスター発表や教員による研究シーズ紹介を通じて、大学の研究の最前線をいち早く知ることができるイベントです。


キャリアパスセミナー

参画企業で活躍する博士人材をお招きし、学生向けに、会社紹介や企業での研究についてお話しいただく場を設けています。(随時開催)
学生からは、自身のキャリアパスを考えたり、企業での将来の活躍を具体的にイメージしたりする機会として毎回好評です。ぜひ、自社の魅力を学生に直接伝える場として積極的にご活用下さい。

「キャリアパスセミナー」に参加した学生の声:
  • 企業に就職をすることのメリットというものが今までよくわからなかったけれど、企業に就職したからこそ味わえるワクワク感を感じられた。
  • 面白い講演をありがとうございました。今年聞いた講義・講演の中で、一番面白かったです!御社の取り組み・商品開発に非常に興味が湧いたので、ぜひ、エントリーさせていただきます。
  • とても満足しました。もっと企業研究紹介セミナーを開催して頂きたいです。

(2020年12月「味の素株式会社」、2021年1月「日本たばこ産業株式会社」のセミナー参加者へのアンケートより)

参画企業インタビュー


北 弘志
コニカミノルタ株式会社
技術フェロー 開発統括本部要素技術開発センター長

Q. GTRに参画したきっかけ・理由を教えて下さい。
GTRの「つなぐ力・こえる力」というコンセプトが、我々が社内で目指しているありたい姿ととても近いと感じたことが、参画の決め手でした。
当社はコニカとミノルタという会社が2003年に経営統合してできた会社です。経営統合の際、ホールディングスの下に事業会社を置きましたが、2013年に分社を解消して現在のコニカミノルタ株式会社の体制になりました。分社を解消した際の狙いの一つが、社内の技術を融合させることでした。その舵取りをする中で、分社を解消し組織構造的な壁を取り払っても、一度できた分野の壁を超えさせることの難しさを経験してきました。
GTRでは、理学・工学・農学・薬学の学生たちが共に学び、分野の枠を超えて物事を考えることに取り組みます。学生時代から「融合」の視点や方法を身につけた人材には、とても魅力を感じます。

Q. 企業としてどんな所に参画のメリットを感じていますか。
前述のように、自社の目指すコンセプトに合致した教育を受けた人材と接点を持つことができるのは、人材採用の点で大きな魅力です。
また、GTRのイベント等を通じて、参画する研究室の最新の研究情報を得ることができます。GTRに参画する先生方はご自身も融合へのマインドをお持ちで、学部や研究室の枠にとらわれない有益なつながりを得られます。イベントでの研究シーズ紹介などをきっかけに、何人かの先生とは個別に面談をさせて頂いています。

Q. 企業から見たGTRの博士人材の魅力や期待を教えて下さい。
博士課程を修了した人材が持つ、知的好奇心の高さや、一つのサイエンスを博士論文という形で自分の力でまとめ上げた経験は、企業において、新しいものを創り出すために必要な素地だと思います。品質やコストだけで競争できる時代は終わり、新しい価値を「create」することが求められる今日、社会の変化に応じて新しいものを積極的に吸収し、自分の力で切り拓くマインドを持った、「自走してくれる人」が、今後、会社を支える人材だと考えています。この点に共感できる企業にとっては、GTRの博士人材はとても魅力的だと思います。

(2021年1月インタビュー)

「GTRサポーター企業」への参加方法

GTRサポーター企業として参加いただくには2つの形態があります。
会員制のオープンイノベーションフォーラム「ITbM/GTRコンソーシアム」へのご入会、もしくは名古屋大学基金「卓越大学院GTR基金」にご寄付いただく形のいずれかの方法です。

参加申し込み方法
以下のいずれかの方法をご選択の上、GTRサポーター企業申込書をGTR学生支援室宛にお送りください。
  1. 「ITbM/GTRコンソーシアム」へのご入会(ご案内リーフレット入会申込書
  2. 名古屋大学基金「卓越大学院GTR基金」へのご寄付(ご案内リーフレット
協賛費用
30万円/年
申込書送付先・お問合せ先
名古屋大学 卓越大学院プログラムGTR学生支援室(担当者:三浦)
TEL: 052-789-2954 / FAX: 052-788-6034
itbm.nagoya-u.ac.jp
〒464-8602 名古屋市千種区不老町 名古屋大学 理学部B館217室