GTR共催国際シンポジウム：Frontiers in plant environmental response research：local signaling, long-distance communication and memory for developmental plasticity
発芽した場で一生を送る植物は、多様で洗練された環境応答能力を持ちます。この環境応答の仕組みを理解することは 生命に対する理解を深め、さらに地球温暖化に対する人類の適応策の一環としての植物生産性の向上への基盤技術の創出にも資するでしょう。
近年の研究のハイライトとして、植物は環境に順応するために器官間で情報をやりとりし、形態形成や代謝などを始めとした環境応答システムを全身的かつ統合的に発動することが明らかとなった点が挙げられます。
またエピジェネテック制御に代表される記憶と解釈できうる現象も環境応答に関わることの発見も最新のトピックです.
本国際研究集会では、この分野をリードする著名な海外研究者・国内研究者を招聘し、植物の長距離シグナル・記憶現象・局所的な環境応答の仕組みを議論します。
講演者：
Sally Assmann, Toshinori Kinoshita, Hannes Kollist, Alexander Jones, Norihito Nakamichi, Tomonao Matsushita, Stacey Harmer, So-Yon Park, Hitoshi Sakakibara, Yoshikatsu Matsubayashi, Masatsugu Toyota, Iva Mozgova, Danhua Jiang, Sachihiro Matsunaga.
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開催責任者 木下俊則, 榊原 均
問い合わせ先：トランスフォーマティブ生命分子研究所 中道範人 （nnakamichi<at>itbm.nagoya-u.ac.jp <at>→@に変換）