名古屋大学 卓越大学院プログラム

トランスフォーマティブ化学生命融合研究大学院プログラム

Graduate Program of Transformative Chem-Bio Research

EVENTS

GTR セミナー/ 第135回創薬科学セミナー

2021年6月1日(火)17:00~18:30 下記セミナーをオンラインにて開催いたします。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

講演者:宮ノ入 洋平 先生(大阪大学 蛋白質研究所 准教授 / 名古屋大学創薬科学研究科客員准教授)
演題:創薬研究における溶液NMR法の活用
日時:2021年6月1日(火)17:00-18:30
場所:Zoomによる開催
言語:日本語

参加登録はこちら(参加登録締切 6/1 14:00まで)

概要
 宮ノ入先生は、横浜国立大学環境情報学府にて学位取得後、香港科技大  Mingjie Zhang教授のもとに留学後、本学理学研究科構造生物学研究センターに
て博士研究員・特任助教を歴任後、2017年より大阪大学にて准教授として高磁場NMR分光学研究室を主宰しておられます。核酸および核酸結合タンパク質の溶液
NMR解析に始まり、特殊な重水素標識を施したアミノ酸をタンパク質に導入して、巨大なタンパク質の運動性を解析するSAILアミノ酸を利用した研究で、生体
分子の機能と性質を解明する手法に幅広く通じておられる研究者です。今回は、その豊富な経験から、タンパク質初学者にもわかりやすく、試料調製、タンパク
質の動的構造解析、NMRスクリーニングと創薬応用などの話題についてセミナーをお願いいたしました。

宮ノ入先生より
「今回は、タンパク質研究の初学者にもわかりやすく、NMR法の基礎や安定同位体標識試料の調製法および相互作用・動態解析について、実例を示しながら紹介
したいと思います。またNMR法の利点や欠点をふまえながら、今後の創薬研究においてどのように活用することができるのか提案しながら、多くのみなさまと議
論していきたいと思います。オンラインでの講演となりますが、ぜひ、忌憚ないご意見をお聞かせください。」

連絡先: 創薬科学研究科 廣明秀一(内線4535)
hiroaki.hidekazu<at>f.mbox.nagoya-u.ac.jp (<at>→@に変換)