名古屋大学 卓越大学院プログラム

トランスフォーマティブ化学生命融合研究大学院プログラム

Graduate Program of Transformative Chem-Bio Research

EVENTS

「GTR基礎講座Ⅱ」院生企画-集まれ面白研究者 "化学の目で見る生体触媒 ~化学反応を制御する生物素材〜"

院生企画「集まれ面白研究者!」から第2回セミナーのお知らせです。
今回のテーマは『化学の目で見る生体触媒』です!
まだまだ身近ではない生体触媒ですが, バイオ燃料やバイオ医薬品の製造などにも使われており, 現在注目が高まっている分野です。さらに生体触媒ならではの高度な反応性や環境への低負荷に加え、昨今の持続可能な生産に対する認識の高まりから, 世界の生体触媒における市場規模は今後もますます大きくなることが予想されています。
本セミナーではそんな生体触媒を研究されているお二方の先生に反応の基礎とものづくりへの応用の二つの視点でご講演いただきます。
鳥取大学の永野真吾教授は、タンパク質の結晶構造から酵素の機能を探る構造生物学分野のプロフェッショナルです。当日は、Diels-Alder反応を行う酵素について結晶構造と理論計算から反応メカニズムについてお話しいただきます。また、トマトの未熟果実に含まれる苦味物質の代謝に関わる2-オキソグルタル酸ジオキシナーゼの反応機構についてもご紹介いただきます。
北海道大学の松本謙一郎教授は生分解性・バイオベースプラスチックの開発と人工バイオプラスチック生合成系の創生で顕著な業績微を挙げておられる先生です。当日は、酵素工学的手法を用いた酵素の機能改変や、微生物を用いた新規ポリマーの合成についてご紹介いただきます。
基礎からわかりやすくご紹介いただきますので、専攻・学年・学生/教職員の別を問わず、お気軽にご参加ください。
参加を希望される方はこちらのGoogle formよりよりご登録ください。
皆様のご参加をお待ちしております!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日時:4月27日(水) 13:00~14:45
場所:オンライン(Zoom)
講演者:永野 真吾 教授(鳥取大学院工学研究科) 13:15~14:00
松本 謙一郎 教授(北海道大学院工学研究科・総合科学院) 14:00~14:45
言語:日本語
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

<GTR学生へ>
このセミナーは、GTR基礎講座II(1ポイント)として単位認定されます。参加を希望するGTR学生は以下の①②の両方を行ってください。
こちらより申し込み
②GTR eポートフォリオへ登録(登録期限:4/25)