名古屋大学 卓越大学院プログラム

トランスフォーマティブ化学生命融合研究大学院プログラム

Graduate Program of Transformative Chem-Bio Research

EVENTS

「基礎講座Ⅱ」GTR SDGs セミナー 日本の創薬研究の現状と今後の展望

下記の通り第155回創薬科学セミナー・GTRセミナー・CIBoGセミナーを開催いたします。
お誘いのうえぜひご参加ください。

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*概要(講演タイトル):日本の創薬研究の現状と今後の展望
*開催日:2022年11月10日木曜日 16:00~ 17:30
*場所:創薬科学研究館2階講義室(205号室)(対面を基本としますが、Zoomでの参加も可能です)
*講師名:渡邉 修造
*講師所属&肩書:藤田医科大学 橋渡し研究シーズ探索センター
特任教授(元ラクオリア創薬 取締役副社長執行役員 創薬研究部門長)  

講演要旨:
2020年前半から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染の拡大が始まり、その後の繰り返される変異株の出現により、
現在もなお感染は収まることなく世界中の人々の生活に大きな影響を及ぼしております。
COVID-19の終息を目指して、海外では新しい創薬技術を利用したmRNAワクチンが開発され、感染の抑制に対して大きな貢献をしてまいりましたが、
日本のワクチン開発はなかなか進まない状況にあります。また経口の治療薬の開発も海外に遅れを取っており、未だに承認が得られておりません。
そんな中、昨年、厚労省は8年ぶりに創薬競争環境の変化に対応するため「医薬品産業ビジョン2021」を策定しました。
この資料をもとに日本における医薬品の研究開発の現状や今後の方針等についてご紹介いたします。
またCOVID-19を一例にして、創薬研究に関する一般的な研究手法や考え方などをご説明するとともに、
今後の新しい創薬技術についても併せてご紹介させていただきます。

*連絡先:創薬科学研究科・饗場浩文、内線6803、aiba<at>ps.nagoya-u.ac.jp (<at>→@に変換)

★受講を希望するGTR生は以下の①②の両方に登録してください。この講義はGTR SDGs セミナー(基礎講座II, 1pt)です。
 受講後、レポートを提出いただきます。詳細はGTR NUCTにてご確認ください。
①GTR e-ポートフォリオに登録
主催者申し込みフォームに登録 
締め切り:いずれも 11/9 16:00