第41回 ITbM Gallery 展覧会 「観察のはらわた-2 3人展」

Information
| 開催日 | 2025年9月8日(月)~10月24日(金) 平日9:30 - 18:30 |
|---|---|
| 開催場所 | 名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所1階 エントランスホール |
展覧会タイトル: 観察のはらわた-2 3人展
アーティスト: 加藤優一,川見俊,前川祐一郎
Website: Website: https://www.itbm.nagoya-u.ac.jp/itbm-gallery/
トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)では,「MIX」をコンセプトに様々な取り組みをしており,ITbM Galleryもそのひとつです.ITbM Galleryでは,科学とアートの「MIX」をテーマにし,芸術作品の展覧会を通してアーティストとの交流を促し,科学分野の研究者の新たな視点づくりのきっかけにしたいと考えています.学内関係者だけではなく,一般の方々にも,科学とアートの「MIX」に触れていただく機会をつくり,この場を科学とアートの交差点にしていきます.
第41回ITbMギャラリーでは,加藤優一,川見俊,前川祐一郎の3人のアーティストが,「接点」と「切点」をテーマとする「観察のはらわた-2 3人展」と題した展覧会を行います.加藤優一は,日常で出会う人々を「接点」と捉え,その人々の胴体をフレームで切り取ったスケッチ「切点」の集積を通じて自分自身の身体と向き合います.彼の作品は,個々の身体の特徴を捉えながらも,普遍的な人間の存在を感じさせます.川見俊は,家や日用品などの生活の「接点」を素材や対象としてフレームに収め,世界の小さなズレ「切点」を集積します.彼の作品は,退屈な日常に新たな風を吹き込み,そこから自分自身を捉えようとする真摯な試みを表現しています.前川祐一郎の作品は,とてもシンプルで純粋な絵画を探求しています.彼は色と線,点と面,さまざまな「切点」を駆使して,その瞬間にしか生まれない新鮮で自然そのものの対価となるような「接点」を作り出そうとしています.この展覧会では,3人のアーティストが「接点」と「切点」の行き来を通じて,私たちの認識を揺さぶり,新たな視点を提供します.