ITbM には合成化学、植物科学、動物科学、理論科学の分野で世界をリードする研究者が主任研究者(PI) として参画しています。 各PI はそれぞれ研究グループを率いていますが、グループの枠組みは非常に柔軟かつ有機的であり、研究グループの枠にとらわれない組織作りを進めています。 研究グループだけでなく研究分野をも超えた"Mix"をキーワードに、すべての研究者が一体となって研究を行う"Mix-lab"や"Mix-office"を設置し、化合物を合成するすぐ隣で生化学の実験が行われ、また理論化学グループとも常に意見交換できる環境を実現しています。 また、若手研究者からのすぐれた共同研究提案にはITbM Research Award を授与し、研究の"Mix"を促進しています。

ITbMの研究環境における主な特徴

  • Mix-LabやMix-officeを設置し、グループ間共同研究と異分野融合を促進するとともに、国際的で多様な研究者が日常的に集って自由に意見交換できる機会と場を設けている。
  • 拠点内の共同研究を加速し、かつ分野に囚われない次世代研究者を育成するために、各ポスドクは、分野の異なるPIの指導を受ける、Co-supervising制度を導入している。
  • ITbMおよび名古屋大学では、WPIの研究を遂行するための先端機器を設置している。研究機器のクオリティおよびその数は、世界トップレベルの研究施設に匹敵する。世界先端共通機器室をマネージメントするコーディネーターは、研究の加速および国際的な研究交流の促進をサポートする。
  • 様々な研究分野の融合および国際化を加速するため、英語と日本語の2カ国語で仕事を進められる事務部門を設置している。

ITbM棟フロアマップ

ITbM棟フロアマップ
6F
・ライブイメージングセンター
・化合物ライブラリーセンター
・温室
5F
・オフィスゾーン
・セミナールーム
・キッズルーム
4F
・Mix-Lab
・分子構造センター
・培養室
3F
・オフィスゾーン
・リフレッシュスペース
・セミナールーム
2F
・Mix-Lab
・分子構造センター
・植物育成室
1F
・エントランスホール
・ITbM事務室
・レクチャールーム