名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)は、2012年に文部科学省・世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に採択された国際研究拠点です。
研究の中心にある「分子」は、とても小さいが、我々の生活や生命活動になくてはならない存在で、社会を変容させる力があります。
これまで ITbM では、目的の機能を分子に埋め込む術をもっている化学者、分子にどのような機能が備わっているかがわかる生物学者、そして計算と分析を行う理論科学者たちが、分野の壁を越えて融合し、数多くの成果を生み出してきました。
今後も、社会にインパクトを与える科学技術の重要な課題を、分子を用いて解決しつづけていくためには、分野にとらわれない次世代研究者を育んでいく必要があります。
この度、ITbMでは「トランスフォーマティブ生命分子研究所支援事業」という基金を設立いたしました。
皆様からのご支援は、社会に貢献する志を持った研究者のために、大切に使わせていただきます。
どうか、皆様のご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 (ITbM)
拠点長 吉村 崇