佐藤 良勝
センターチーフ、特任准教授
Website:https://www.photo-biology.com/
E-mail:sato.yoshikatsu.h7[at]f.mail.nagoya-u.ac.jp ※メール送信の際は[at]を@に置き換えてください。
植物生理学、植物環境応答、オルガネラ運動、ライブイメージング
イメージングセンターは、国内外の研究者にアクセスしやすいイメージングおよび解析環境を提供する。佐藤は、植物細胞の環境応答をテーマに研究する一方で、センター利用者に対して実験の立案からデータ取得まで必要に応じて支援する。イメージング対象は、様々な蛍光色素、蛍光タンパク質のライブイメージングを中心に、多様な生物種を扱う。ITbMでは、多くの生物学者との共同研究に加え、革新的蛍光分子のバイオイメージングへの応用をITbM化学グループと共同で進めていく。
プロフィール
1996 | 国際基督教大学 教養学部 理学科 卒業 |
1998 | 東京都立大学 理学研究科 生物科学専攻 修士課程 修了 |
2001 | 東京都立大学 理学研究科 生物科学専攻 博士課程 修了 |
2000-2001 | 日本学術振興会 特別研究員 DC(東京都立大学) |
2002-2005 | 日本学術振興会 特別研究員 PD(基礎生物学研究所) |
2005-2006 | 基礎生物学研究所 研究員 |
2006-2011 | 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 ERATO長谷部分化全能性進化プロジェクト 研究員・グループリーダー |
2011-2012 | 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 植物グローバル教育プロジェクト 研究員 |
2012-2013 | 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 ERATO東山ライブホロニクスプロジェクト 研究員 |
2013-2017 | 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 ライブイメージングセンター センターチーフ、特任講師 |
2017-現在 | 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 ライブイメージングセンター センターチーフ、特任准教授 |
研究ハイライト
- 長時間蛍光イメージングを可能にする近赤外蛍光標識剤を開発 〜蛍光1分子追跡から生体深部イメージングまで生命科学・医療分野に幅広く応用可能〜
- 細胞の中に入って働く湾曲ナノグラフェンを開発
- ヒト細胞におけるミトコンドリアDNAの維持機構を発見 ~生きた細胞でミトコンドリアDNAが増える様子を観察~
- 幹細胞化する細胞がとなりの細胞の幹細胞化を抑制することをコケ植物で発見
- 1マイクロメートルの隙間を通過する植物細胞 ~マイクロ流体デバイスで観察~
- 植物の受精卵が偏る仕組みを発見 〜細胞骨格がダイナミックに変化する様子の観察に成功〜
- 植物の受精効率を高める糖鎖「アモール」を発見 ~化学合成に成功~
- 生物学研究に新たな光 〜超解像蛍光イメージングに最適な超耐光性蛍光色素を開発〜
- アフリカの食糧問題に希望の光 〜 寄生植物の発芽を制御するタンパク質を発見 〜