三城 恵美

センターチーフ、特任講師(分子構造センター)

プロテオミクス、翻訳後修飾、リピドミクス・メタボロミクス、がん
 分子構造解析センターでは、ITbMで合成された有機分子・生体分子をはじめ、多様な研究試料を対象に、最先端の質量分析技術を用いた構造解析やオミクス解析を支援しています。単なる測定にとどまらず、研究目的に応じた実験デザインや解析手法を提案し、研究者と議論しながら最適な解析を進めることを重視しています。
 これまで、プロテオミクスおよび翻訳後修飾解析を中心に取り組んできました。近年は、リピドミクスやメタボロミクスを組み合わせたマルチオミクス解析にも取り組み、ヒト・動物・植物・微生物など幅広い試料を対象とした解析を行っています。
 センターには、最新世代の Orbitrap Astral および Q Exactive を用いたプロテオーム解析システム、Orbitrap Exploris 240 を用いたメタボロミクス・リピドミクス・化合物定量システム、GC-MS(Agilent 8890 GC/5977B GC/MSD) によるメタボローム解析システムを備えています。また、Proteome Discoverer、PEAKS Studio、Compound Discoverer などの解析ソフトウェアを活用し、データ取得から解析まで一貫したサポートを提供しています。
 プロテオミクスを基盤としたマルチオミクス解析を通じて、生命現象や疾患メカニズムの解明に貢献することを目指しています。

プロフィール

2002宮崎大学 農学部 生物資源利用学科(水光・榊原研究室) 卒業 学士
2004宮崎大学大学院 農学研究科 生物資源利用科学科専攻 修士課程 修了
2007鹿児島大学大学院 連合農学研究科 生物資源利用学専攻(宮崎大学所属) 博士課程 修了 博士(農学)
2007-2010国立循環器病センター 研究所 薬理部 流動研究員
2010-2013独立行政法人国立国際医療研究センター 臓器障害研究部 研究員
2013-2017北里大学薬学部 生化学教室 嘱託助教
2017-2021愛知県がんセンター研究所 がん病態生理学分野 リサーチレジデント
2021-2022愛知県がんセンター 研究所 がん病態生理学分野 非常勤職員
2022-現在名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 分子構造センターチーフ 特任講師