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ITbMの水多 陽子 助教らの論文が令和6年度 日本植物形態学会「平瀬賞」を受賞

日本植物形態学会は、植物形態学の発展に寄与した研究者を賞賛する目的で賞を設けています。
その中でも「平瀬賞」は、この賞を創設した1996年が平瀬作五郎によるイチョウの精子発見の百周年にあたることに因み、平瀬の功績を讃えてその名を冠したもので、植物形態学の進歩に寄与する独創的で優れた論文に与えられます。
水多 陽子 助教らの論文が優れたものと評価され、令和6年度 日本植物形態学会「平瀬賞」の受賞となりました。


【受賞論文】

Deep imaging reveals dynamics and signaling in one-to-one pollen tube guidance.

(二光子イメージングによる一対一の花粉管誘引ダイナミクスと多精拒否機構の解明)
EMBO Rep (2024) 25: 2529-2549
Yoko Mizuta, Daigo Sakakibara, Shiori Nagahara, Ikuma Kaneshiro, Takuya T Nagae, Daisuke Kurihara and Tetsuya Higashiyama
DOI:10.1038/s44319-024-00151-4


【プレスリリース】

見えた!植物がたくさん種子を作るしくみ ~花の中身を観察する新手法で、オスとメスが結ばれるしくみ究明~


【関連情報】

インタビュー記事「速いもん勝ちじゃない、成功するオスの意外な戦略を可視化」(名大研究フロントライン)